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神輿にまつわる豆知識

こちらでは、神輿に関してよく寄せられる疑問に対する解答をご紹介させていただきます。「知らなかった」で後々恥ずかしい思いをしないよう、豆知識を蓄えておきましょう。

神輿を担ぐ人

基本的には氏子(うじこ=その神社に守られている地域の人々)によって担がれるものですが、担ぎ手の不足や町おこし等の理由により、都市部を中心に氏子以外の参加を認めるケースも増えてきました。

神輿の禁止行為

神聖な神輿の上に乗ってはいけません。高い位置から見下ろして見物するのは、神様を見下すことになるからとタブーとされています。また、神輿の重さをはかる行為は、「重い軽いなどと秤にかけて神を評価してはいけない」と禁じられています。他にも神輿の禁止事項はたくさんあり、また一部の都市や神社では例外もあります。

荒々しく揺さぶる意味

神幸の途中、神輿を上下左右に振り動かしたり、おみこしをぶつけ合ったり、水をかけたりしますが、わざと激しく振り動かすことで神様の霊威を高め、豊作や豊漁、疫病の退散に繋がるといわれています。

神輿の屋根に飾られる「鳥」の存在

神輿の上には鳳凰(ほうおう)と呼ばれる鳥が大きく羽を広げていますが、この鳳凰は中国神話の不老不死の幻の鳥といわれ、羽のある生き物の王様だと信仰されてきました。一羽に見えますが、実は鳳=オス、凰=メスの二羽が屋根についていることになります。

祭り行列の先頭を歩く「天狗」

天狗は「猿田彦命(さるたひこのみこと)」と呼ばれる神様と称され、神輿がお旅所を往復する道中、道案内の神として最前列で誘導します。また、悪者や邪魔物を「あっちへ行け」と追い払う露払いの役割も果たしてくれる、ありがたい存在です。

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